おはようございます!
今回はお馴染みの読書メーターまとめです。
今回は4冊読むことが出来ました。
読書習慣を徐々に戻していこうと思います。
11月の読書メーター
読んだ本の数:4
読んだページ数:1581
ナイス数:160【2021年本屋大賞 翻訳小説部門 第1位】ザリガニの鳴くところの感想
その本はカイアという少女の成長譚であり、恋愛小説であり、ミステリーです。 読み進めていくうちに「ああ!もうカイアに関わらないであげて!!」と言いたくなる場面がたくさんあります。 また、同じ女性であることから共感するとこもたくさんありました。最後まで冒頭の殺人の真相がわからなくてドキドキハラハラしながら読み進めました。海外の本をひらしぶりに読みましたが、本当におすすめです!!間違いなく自分のこれまで読んだ本の中でベストに入る一冊。どうか読み始めたら最後まで読んでください。カイアの思いが詰まっています。
読了日:11月09日 著者:ディーリア・オーエンズ
何者 (新潮文庫)の感想
心が抉られました!自己顕示欲とか承認欲求ってTwitterとかSNSのアカウントを持っている人はきっと心当たりがあるのではないでしょうか。頼んでいないのに批評されたり、したり。相手を観察して自分が優位であることを確認したり。その中でもこの本の内容は就活。自分が最もトラウマな内容だから余計にぐさりときた。登場人物の気持ちが自分に似ていて、行動が似てる人がいて、言っていることが似てる人がいて、それを包み隠そうともがいているところをまた誰かに見られて。最後にはカッコ悪い自分を受け入れられるようになれたらいいな
読了日:11月12日 著者:朝井 リョウ
ナイルパーチの女子会 (文春文庫)の感想
初めて読んだ作家さんです。ナイルパーチの女子会は今現在ドラマ化してるみたいだから見たかった。。。女友達について考えることって自分もあります。自分も友達が少ない人間だから、共感できるところもある。けど、栄利子は見ていて「うわー…」って思いながら読んでました。ナイルパーチとおひょうという魚のことを知らなかったけど、どちらも凶暴なところが共通していて、それになぞらえた人間関係が面白かったです。かといって真織のような人も極端すぎて友達になれないタイプだなと、人の性格にも合う合わないがあるわけで本当に難しい。
読了日:11月18日 著者:柚木 麻子
流浪の月の感想
読了感がとても爽やかで好きな終わりでした。事実と真実は違う。そう認識した作品でした。誘拐された女の子と誘拐犯の男の子の話。。。しかし、それはみんなが想像するような悲惨な話ではなく、お互いに必要で引き寄せられる優しさからできてしまった誘拐でした。それでも社会の事実としては誘拐犯と被害者でしかない2人が抗いながら生きていく物語。自由とは何か、正義とは何か、そして文の本当の秘密とは。たくさんの事象について考えさせられる一冊でした。スラスラと読めたけど取り扱ってる話が重いため軽すぎず読了後の余韻が心地いいです。
読了日:11月22日 著者:凪良 ゆう
最後まで読んでいただきありがとうございます。
それでは!