おはようございます。
遅くなりましたが、毎月恒例の読書メーターまとめです。
12月の読書メーター
読んだ本の数:6
読んだページ数:2141
ナイス数:186
読了
ひゃくはち
ひゃくはち (集英社文庫)の感想
この本を読んでない人は、野球の話でしょ?って思わないでほしいです。もっと繊細な本質を突いた作品です。こんなにも繊細な内容を野球で、しかも青春小説で触れられるとは思わなくて最後の50ページから一気読みしました。狭いコミュニティだからこそ起こった悲劇。お父さんの手紙の伏線がここにも生きるとは思いませんでした。狭いコミュニティであるために、唯一の大人として監督は他の対応を考えて欲しかった。
読了日:12月05日 著者:早見 和真
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イノセント・デイズ
イノセント・デイズ (新潮文庫)の感想
なんとも言えない読了感と余韻。暗いっていう一言で終わらすにはあまりにも深すぎる作品。これは、1人の女性の物語。必要とされることでやっと生きることができていた女性が利用され、裏切られ、搾取されていく様が描かれています。そして、ストーカーの末放火まで行ったと言う彼女は何を思い、どんな気持ちで死刑宣告を受けたのか。彼女の本来の姿を見た彼らは彼女にどんな想いを抱くのか。
読了日:12月12日 著者:早見 和真
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葉桜の季節に君を想うということ
葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)の感想
この作品はやばい(笑)絶対に映像化できない作品です。ただ、小説だからこそ堪能できる作品でした。歌野晶午さんの作品は初めて読みましたが、衝撃的でした。読み進めるにつれて主人公の成瀬将虎の風貌や性格などの輪郭が見えてきて、どんどん引き込まれていきました。とりあえず、冒頭の一文は必ず読んでください。つかみは最高ですw
読了日:12月17日 著者:歌野 晶午
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伝え方が9割
伝え方が9割の感想
まさに目から鱗でした!まさか心を震える言葉を作ることができるだなんて!!!っと、いうように、早速本書に書いてあるような強い言葉を使いたくなる本でした。できているかは定かではありませんが(笑)ブログの文章を書いている身としてはぜひに使っていきたい技術がてんこもりに詰められた本でした。
読了日:12月19日 著者:佐々木 圭一
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本日は、お日柄もよく
本日は、お日柄もよく (徳間文庫)の感想
スピーチライターという職業があることを初めて知りました。会社でもスピーチをしなければいけない場面もあり、書かれていることは自分の身になることばかりでした。これはただの物語ではなく、スピーチの指南書と言っても過言ではないと思います。選挙についても知らないことが多いので、選挙について知りたい方にもおすすめです。その中で、スピーチがいかに重要であるかと言うことを学ぶことができます。
読了日:12月23日 著者:原田マハ
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3000円投資生活
はじめての人のための3000円投資生活の感想
今年最後の本です。3000円投資生活、少し古い内容なので今とは少し違いますが、積立NISA以外の投資信託に少し興味を持っているので参考になりました。本書では、保険の話はもちろんのこと、不動産経営や学資保険についても触れています。学資保険についてなんて考えたことなかったので(子供はいませんが)参考になりました。最近ローンを組みませんか?っていう勧誘が増えてきたことに関しても納得です。
読了日:12月30日 著者:横山光昭
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