おはようございます。
おそくなりましたが、昨年の読書メーターまとめです。
2022年読書メーターまとめ
2022年の読書メーター
読んだ本の数:48
読んだページ数:14722
ナイス数:1086
48冊読むことが出来ました。
積読本は62冊→60冊になったのですが、あれ?あまり減っていない??
おかしいなぁ?
2022年読んだ本
村上海賊の娘 上の感想
歴史小説を初めて読みましたが、読みやすいです!景の海賊働きに最初は驚きますが、読み進めるうちに景が憎めなくなってきます。時代は信長が天下統一をしようとしている時で、大阪本願寺を信長が兵糧攻めをしている最中から話が始まり、木津合戦が始まった理由やその最中について学べます。歴史について勉強したいけど、むずかしそうと読みあぐねている人にぜひ読んでほしいです。本屋大賞を受賞しているだけあって、読みやすく、コメディ要素もあり、面白いです。下巻を読むのが楽しみです。
読了日:01月10日 著者:和田 竜
村上海賊の娘 下の感想
下巻は兎に角戦闘の迫力、臨場感をかんじられる勢いのある文章でした。景の生き様は世の女性の糧になるのではないでしょうか。この時代も、昔も、自分がどう生きるかを求められる世の中、景は自分のなすべきことや生き方に一直線なところに心を打たれました。死にそうになりながらも決死の覚悟と一途さは私が見習うべき点でした。生きるのに覚悟を持っているのかなど、自身が問われているような気がします。歴史本は初めて読みましたが、本当に最後まで手に汗握る展開でした。歴史について知れたのもよかったです。歴史本が苦手な人も読んでほしい。
読了日:02月03日 著者:和田 竜
三千円の使いかた (中公文庫 は 74-1)の感想
他人の家の金銭事情を覗き見している感覚で読んでいて面白かったです。お金のことについてまだ勉強ぐ足りていなくて、固定費の見直しごまだ途中ですが、読んでいて勉強になりました。難しいビジネス書とは違い、フラットに読めたのもまたよかったです。ある家族一人一人が主役になっているので、共感できるところが多く、読者によってその相手が違うように思います。私は1話目の主人公の美帆に共感しました。ふとした時に外で飲み物を買ってしまったりとか。主人公は女性が多めですが、男性も読んでほしい。身に覚えがあることが書かれているはず。
読了日:02月07日 著者:原田 ひ香
漫画 君たちはどう生きるかの感想
とても人気のある本の中の一冊。中は漫画とおじさんのノートの中身が交互に書かれています。コペルくんという表紙の男の子のある出来事に対して書かれたそれは、たぶんみんながどこかしら思い当たる節があると思います。 この本を読んで私は反省しました。なんて自分のことしか考えられていないんだろう。なんて自分勝手な行動ばかりしてきたのだろう。自分の身の振り方を改めようと心に決めました。まだ一回読んだだけでは理解できていないのでおじさんのノートは何回か読み返そうと思います。最後に問われた言葉に思わずドキッとしてしまいました
読了日:02月19日 著者:吉野源三郎
クジラの彼 (角川文庫)の感想
さすが有川浩さん!恋愛小説の甘々ぷりが発揮されてるけど、ただそれだけではなく、自衛隊との恋の難しさや覚悟がいるということをちゃんと描かれているとこが素晴らしいです!自衛隊三部作を読まなくても楽しめるけど、読んだ方が間違いなく楽しめます!塩の街は読まなくて良いから他の二部作は是非読んでからクジラの彼を読んでください!すごく楽しめました!私は最後の空の中のアフターストーリーになっているファイターパイロットの君が良かったです。同じ女性として共感できるし、私も強くてかっこいい女性になれるように頑張りたい。
読了日:02月25日 著者:有川 浩
ラブコメ今昔 (角川文庫)の感想
前回に読んだクジラの彼に引き続き自衛隊ラブコメシリーズ第二弾を読了しました。自衛隊という組織を題材としてるだけあって、ただただ甘いだけではなく、その職業についていることによる弊害を感じざるおえませんでした。自衛隊と結婚するとは、命がいつ訓練などで尽きてしまうかがわからない。だから、喧嘩をした後でも必ず笑顔で次の日には見送らなければならない。結婚式で必ず言われる決まり文句らしいです。私は「秘め事」が一番好きでした。自衛隊と付き合うということをつきつけられた話でしたが、誠実な姿が眩しかったです。
読了日:03月05日 著者:有川 浩
完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込 (角川文庫)の感想
読めば読むほど共感しか起きない本でした。社会人になりたての頃、もしくは社会人になる前に読みたかったです。社会に出て、なんでこうなの?なんでこんなことしなきゃいけないの??それ、おかしくない??って思うことが多くて、それをつい口に出してしまいます。社会人になって10年以上経っても私は変われてないです。たぶん若林さんはそういう自分を自己分析して答えを出してるけど、私はそれが足らないんだということを思い知らされました。社会人は我慢って言うけど、我慢より私は若林さんが言う隠蔽という言葉のほうがしっくりきました。
読了日:03月10日 著者:若林 正恭
はかどる神iPadの感想
これからiPadを購入予定で、YouTubeで平岡さんを知り購入しました。iPadでできること、小技、おすすめアプリなどが書かれていて、iPadの可能性を知ることができました。自分は絵を描くことを中心に購入を考えていましたが、それだけではもったいないと言うことを教えてくれました。たまっている説明書などの整理や、日記として使うのも良いな。電子書籍はiPhoneで挫折してしまいましたが、また挑戦してみようと思います。私が知らないだけで、まだまだたくさんiPadの可能性がありそうです。
読了日:03月13日 著者:平岡雄太
プラナリアの感想
5作品の短編集。ほとんどが報われない話でした。ハッピーエンドが好きな人には向かないかもしれません。それぞれの主人公が何か問題を抱えて生きていて、それを他人は大したことがないこと、すぎたことであると言うふうに接せられる。自分が嫌と思ったことをループ的に自分もしてしまっている描写もあり、因果応報だなとも思いました。私は最後の話が一番好きでした。主人公が珍しく男性だったのも良かったです。山本文緒さんの本は私の胸を抉ってくるめんどくさい主人公が多いですが、それが癖になるのでまた読みたいと思います。
読了日:03月16日 著者:山本 文緒
【10万部突破!】貯金すらまともにできていませんが この先ずっとお金に困らない方法を教えてください! (サンクチュアリ出版)の感想
お金の勉強をするために購入しました。中身はほぼほぼ漫画になっていて読みやすく、税理士の大河内さんと漫画家の杏樹さんの会話形式になっています。お金について学んでいきたい人は絶対に手に取ったほうがいいと思います。中身も分かりやすくて、初めて知ったことがいくつかありました。私もやっと重い腰を上げてつみたてnisaを始めました。そして、この国がお金に弱い国で、日本にはお金の教育がされていないため、それは仕方のないことということがわかりました。自分で自分のお金は守れるようになりたいです。フリーランス税本も読もう。
読了日:03月21日 著者:大河内 薫,若林 杏樹
ワンダフル・ライフの感想
最後のほうは読む手が止まらなくて鳥肌が凄かったです。え?え?どうなってるの??やっぱそうだよね??うんうん!え??違うの??どういうこと????って思いながら読んでいました。最後は全てが腑に落ちました。障害者について書かれている本で、表紙が綺麗でインテリアになりそうって軽い気持ちで買ってごめんなさい。けど、中身は勉強になることが多く語られており、将来的にも、現実的にもとても役に立つ話でした。健常者と障害者関係ない、それぞれの人々の想いが描かれた作品でした。考えさせられることが多かったです。
読了日:03月30日 著者:丸山 正樹
仕事で「ミスをしない人」と「ミスをする人」の習慣 (Asuka business & language book)の感想
仕事での昇進をきっかけに読みました。これからミスが前よりも出来なくなるので、少しでも自分のためになるように。ミスをする人間は〜っていうはじまりから全部完結してるので短い時間で一つの項目を読むことができました。まずミスをしない第一歩として、身の回りの整理整頓は着実にします。鞄の中身の整理や、メモの整理など、できるところからやっていき、改善していきたい。あと自分に回ってきた仕事は滞らせることなく、流せるようになろうと思います。ミスをしない人は自然とできてることなんだろうは、尊敬します。
読了日:04月11日 著者:藤井 美保代
旅猫リポート (講談社文庫)の感想
猫が主役の本です。ある事情からネコの里親を探す悟と、ネコのナナの心がきゅっとなる物語です。友達を通して悟の過去が少しずつ明らかになっていき、最後には衝撃的な事実が。叔母の法子の気持ちが私の中で痛かったです。性格が私と似ててグサグサきました。けど、法子のほうが面倒見が良いので一緒にはできませんけど。。。最後の方は涙と鼻水で顔をぐちゃぐちゃにしながら読み進めました。私もネコを飼うならばナナみたいな子を飼いたいです。そして、ナナみたいに幸せにしたい。次のみとりねこを続けて読みたいと思います。
読了日:04月17日 著者:有川 浩
みとりねこの感想
旅猫リポートのナナとサトルのコンビの外伝が読め、そのほかにも猫に関する短編が読めます。前作の旅猫リポートでも泣いたのに、今回も泣かせに来ています(笑) 一つ一つの物語に猫が登場し、主人公に寄り添ったり迷惑かけたり迷惑かけたり迷惑かけたり寄り添ったり。 最後の話の猫はなぜか拇印の練習をする猫で、いつも飼い主のお母さんから怒られてしまいます。なぜその猫はそんな行動をとるのか、不思議でしたがれっきとした理由がありました。すべての猫が幸せであることを願う、そんな短編集でした。
読了日:04月26日 著者:有川 ひろ
数値化の鬼 ーー 「仕事ができる人」に共通する、たった1つの思考法の感想
私は仕事で月の報告書を書くことが多いのですが、その報告書はどこに向けて書けばいいのか、この報告はいるのか??など、疑問に思うことが多く、数値化したところでーって思うことが多いため、今回この本を購入しました。すると、この本には私の求めていた内容が書かれていました。というのも、数値にすることにより、成長したときに一目瞭然であることがわかりました。数値化してない事柄は確かに多く、それを数値化することで、どういうふうにPDCAサイクルを回すかの判断基準となる。数字に弱いからと言って避けていたのを反省しました。
読了日:05月11日 著者:安藤広大
ノーサイド・ゲームの感想
ラグビーについてルールも人数も知らない人間ですが、とても熱い想いが詰まっており、最後まで読み切ることができました。というより、手が止まらなかったです。企業スポーツの継続の難しさについてなど考えたことなんてなかったのでフィクションとはいえ、さまざまな企業努力や経営努力が裏にあることを学びました。まず、ラグビーに関して素人の主人公が監督を選任するところから始まるのでとっつきやすかったです。何に対しても考え、考慮し、決断する力と行動力は本当に見習いたいです。池井戸さんの本は久しぶりでしたが、やはり熱いですね!
読了日:05月23日 著者:池井戸 潤
ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2の感想
日本では避けがちな人種差別問題や性別についてをストレートに、だけど、重くない口調で綴られています。軽く読めるけど、内容はしっかりしてるため、読み応えがありました。一巻と同様、息子くんが聡明で賢いし、そういう問題に対して真正面から向き合ってる姿は、日本人も見習わないといけないと思います。 日本に住んでるとそういうグローバルなことに関して疎くなるし、なんなら差別とわかっていない状態で無意識に差別をしてしまっていることも少なくないと思います。 そういうことに対してハッとさせられる作品でした。
読了日:05月28日 著者:ブレイディ みかこ
いちご同盟 (集英社文庫)の感想
とにかくエモい!昔教科書に確か載ってて、重い話だからと避けに避けまくっていた自分を恨みたい。けど、この歳だから15歳という年齢を思い出すことができるし、こんなエモい気持ちにならなかったと思います。いちご同盟の意味とか全く知らない状態で読んだのですが、本自体は薄いのに言葉一つ一つが濃厚で引き込まれました。続きはこちら→https://poti-espresso.hatenadiary.com/entry/2022/06/14/190000
読了日:06月14日 著者:三田 誠広
ルビンの壺が割れたの感想
最初は昔結婚する予定だった2人のやりとりで、何も変哲もなく始まります。メールのやりとりを続けていくうちに、徐々に、徐々にルビンの壺が割れ始めます。その割れる様子は、表紙の壺のようで読み進めていくたびにはらはらはらはら。そして最後には完全に木っ端微塵に壺が割れてしまいました!もう取り返しのつかない衝撃が読者を襲い、読了後は呆然としてしまいました。本当に良い作品!続きはこちら↓ https://poti-espresso.hatenadiary.com/entry/2022/06/20/220000
読了日:06月19日 著者:宿野 かほる
むかしむかしあるところに、死体がありました。の感想
昔話に私も詳しくはありませんが楽しむことが出来ました。 短編なのでどこから読んでも大丈夫ですが、一番最後の鬼ヶ島の話は全部読んだ後に読むのがおすすめです。 それぞれの物語に出てくるアイテムを駆使して繰り広げられるトリックに圧倒されます。 そして、犯人のまさかの思惑にも驚かされること間違いなしです。つづきはこちら→ https://poti-espresso.hatenadiary.com/entry/2022/07/04/190000
読了日:07月02日 著者:青柳 碧人
スマホを落としただけなのに (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)の感想
この作品は一時期流行しましたよね。映画にもなっているので知ってる人も多いのではないでしょうか。スマホを落としてしまうなんてよくあることで、そこから大事件に繋がっていく様がリアルで、セキュリティについて考えるきっかけになる作品でした。自分もセキュリティが甘いと、この本を読んで感じたのでパスワードについてしっかり管理したいと思いました。つづきはこちら→ https://poti-espresso.hatenadiary.com/entry/2022/07/07/190000
読了日:07月07日 著者:志駕 晃
キッチン (福武文庫)の感想
こんなにも美しい透明感のある文章を見たことないです。初めて読む作家さんですが、物事にたいしての表現力と語彙力の広さに脱帽しました。物語は大きく二つに分かれており、「キッチン」と「ムーンライト・シャドウ」が収録されています。2つの物語は一貫性がないようで実はいくつか共通するところのある不思議な構成になっています。 続きはこちら→https://poti-espresso.hatenadiary.com/entry/2022/07/12/230000
読了日:07月12日 著者:吉本 ばなな
イマジン?の感想
読了感がとても良いお仕事小説でした。若くがむしゃらに頑張ってる姿が眩しく、微笑ましいです。映像の世界について想像をしたことがなかったので、読み進めていくにつれ、こんなにもたくさんの人が関わっているんだと初めて知りました。現場の雰囲気とか、絶対どんな作品でもピリピリしてんだろうなと思ってたから意外でした。続きはこちら→https://poti-espresso.hatenadiary.com/entry/2022/07/17/233000
読了日:07月16日 著者:有川 ひろ
妻は他人 だから夫婦は面白いの感想
『信じ合う』と『生き方』のエピソードが特に印象に残りました。『信じ合う』についてはまさにそれで、人に対して私も信じこんでしまったら過度に信じてしまうところがあるから気をつけなきゃなと感じました。自分を信じることは大切だし、いいことだけど、人に対して信じることって重圧にしかならない。私も職場でそういう立ち位置になると裏切ってしまうのが怖くなって抱え込んでしまう傾向があります。続きはこちらhttps://poti-espresso.hatenadiary.com/entry/2022/07/26/183000
読了日:07月27日 著者:さわぐち けいすけ
キレる私をやめたい ~夫をグーで殴る妻をやめるまで~ (バンブーエッセイセレクション)の感想
この本を読んで思い当たる節がたくさんあってめちゃくちゃ動揺してしまいました。自分は多分虐待をしてしまうタイプだと思っているのでそのメカニズムを知るのって大事だと感じました。なんでイライラしてしまうのか、なんで急に怒りが湧いてくるのか。ただ単純に更年期障害とかPMSとか、そういう体的な原因ばかり考えていたので私の場合サプリとか薬に頼ることしか考えなかったです。続きはこちら→ https://poti-espresso.hatenadiary.com/entry/2022/07/31/183000
読了日:07月30日 著者:田房 永子
アンマーとぼくらの感想
とてもよかったです! 家族愛が胸に響く物語でした。タイトルにある「アンマー」とは沖縄でおかあさんという意味らしいです。昔修学旅行で沖縄に行ったことを読み進める度に思い出しました。作中に実際に行ったことのある観光名所が紹介されたり、沖縄のゆったりした時間の表現も鮮明で、私も思い出がよみがえってきました。御嶽(うたき)の存在は初めて知りました。つづきはこちら→ https://poti-espresso.hatenadiary.com/entry/2022/08/07/183000
読了日:08月06日 著者:有川 浩
「静かな人」の戦略書──騒がしすぎるこの世界で内向型が静かな力を発揮する法の感想
自分はめちゃくちゃ内向型人間で、ちょうど生きづらさを感じていた時に出会った本です。本書の中にある自分のタイプがわかる診断でもやはり内向型でした。そんな内向型の人間が社会で生活していくのに必要なことはもちろんのこと、内向型な性格をいかに活かすことができるかが綴られています。自分に足りないことや、伸ばすべきところをこの本で知れたので、今後活かしていきたいです。続きはこちら→https://poti-espresso.hatenadiary.com/entry/2022/08/25/183000
読了日:08月19日 著者:ジル・チャン
倒れるときは前のめり (角川文庫)の感想
有川ひろさんのエッセイ本です。有川ひろさんの作品はほぼ全部読破していて、作風からは芯の強いかっこいい女性のイメージでした。けど、中を読んでいくと、芯の強さはそのままに、しかし繊細な女性であるということを知り得ることができました。このエッセイを通して伝わってくる物事が多いので、ぜひ有川ひろさんを知らない人も読んでほしいです。そして作中のショートショートでぜひはまってほしい(笑)続き→https://poti-espresso.hatenadiary.com/entry/2022/09/02/183000
読了日:08月30日 著者:有川 ひろ
きみはポラリス (新潮文庫)の感想
たくさんの恋愛の形が書かれた作品でした。短編集なので、気軽に恋愛小説を楽しむことが出来ます。私の中で一番衝撃的だったのは「裏切らないこと」でした。私は子供がいないから余計に衝撃的だったのかもしれません。出だしから私の中で混乱したまま物語が進んでいくのですが、思ったよりも周りが落ち着いているのにもまた驚きました。子供がいるとそういうものなのかな?と不思議に思ったくらいです。続きはこちら→https://poti-espresso.hatenadiary.com/entry/2022/10/06/183000
読了日:09月02日 著者:三浦 しをん
あたりまえのことをバカになってちゃんとやるの感想
あたりまえのことをバカになってちゃんとやる。最近仕事で落ち込むことがあって、自分の行動や心情を見直したくて購入しました。人生とは一本のチューブのようにできている。と本書では書かれており、私はそんなふうには考えたことがありませんでした。どうせチューブの中を歩いていくなら幸せな道を行きたいです。https://poti-espresso.hatenadiary.com/entry/2022/09/17/183000
読了日:09月15日 著者:小宮 一慶
頭に来てもアホとは戦うな! 人間関係を思い通りにし、最高のパフォーマンスを実現する方法の感想
誰にでも苦手な人や嫌いな人がいて、自分にももちろん苦手な人を作りたくないという気持ちはあるけど、逃れられない。そんな人に呼んでほしい内容でした。途中で政治家の話もあり難しく感じるかもしれませんが、政治家こそ気難しい性格の人が多い気がするので参考になりました。自分にはそんな時間はないという概念を持つのは大事だなと感じました。続きはこちら→https://poti-espresso.hatenadiary.com/entry/2022/10/19/183000
読了日:10月04日 著者:田村耕太郎
線は、僕を描くの感想
最初から最後まですごくよかった作品です。自分も絵を描く人間なので、参考にできる部分があり、水墨の魅力に取りつかれました。水彩と水墨は違うかもしれませんが、絵を描く人間としての気持ちの部分に触れられた気がします。水墨画をもう少し見たいと感じました。何かに熱中してる人や何かに努力してる人は本当に美しく感じます。私も精進して立派な絵師になりたいです。https://poti-espresso.hatenadiary.com/entry/2022/11/08/213000
読了日:10月18日 著者:砥上 裕將
invert II 覗き窓の死角の感想
城塚翡翠シリーズ3つ目である今作。1作目は城塚翡翠の正体、2作目が翡翠のワトソンである千和崎真との関係性、3作目にして翡翠のこれまでの生い立ちや信念について触れられているように感じました。今回のお話は、少しずつ城塚翡翠の本当の正体が明かされていく構成となっています。翡翠の孤独さや影での努力を考えると、人物像の深さを感じ取ることができました。続きはこちら→https://poti-espresso.hatenadiary.com/entry/2022/11/20/183000
読了日:11月08日 著者:相沢 沙呼
世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみたの感想
頭のいい人の頭の中身を知ることができる本。これまでに読んだ本と重複している内容も多い反面、また新しい知識を入れることができました。やらないことリストを作るところは納得しました。無駄な動きが多いせいでやるべきことを完全にすることができない、まさにその通りだと思います。目標に対する継続もとても参考になりました。続きはこちら→https://poti-espresso.hatenadiary.com/entry/2022/12/01/183000
読了日:11月13日 著者:中野 信子
かがみの孤城 上 (ポプラ文庫 つ 1-1)の感想
噂の話題作を映画が上映される前に読みたくてついに購入しました。鏡の中に誘われて行った先には主人公のこころを含めて7人の子供が集結。鏡の中のお城で鍵を探す物語。序盤はあまり鍵を探している描写は少なく、登場人物のそれぞれの問題について少しずつ明かされていきます。ウレシノの事件では特に身に覚えのあるエピソードがあり、どきりとしてしまいました。https://poti-espresso.hatenadiary.com/entry/2022/11/23/183000
読了日:11月16日 著者:辻村 深月
かがみの孤城 下 (ポプラ文庫 つ 1-2)の感想
最後まで一気読みしてしまいました。こんなにも熱中して最後まで一気に読んだのは何年ぶりだろう。伏線の貼り方と回収が鮮やかです。尚且つ、ミスリードもあり、騙されてしまいました。映画は絶対に観にいきたいです。涙腺崩壊覚悟で観にいきます。読んでる間ずっと涙がボロボロボロボロで続けていました。尊すぎるし、このあとのみんなの人生が気になります。本当におすすめの一冊。https://poti-espresso.hatenadiary.com/entry/2022/11/23/183000
読了日:11月17日 著者:辻村 深月
推し、燃ゆの感想
発達障害という言葉は使われていませんが、たぶん発達障害である主人公が推しを推すことによって生きづらい世の中にギリギリ生活することができていた。そんな中、推しが、炎上してしまう。主人公はそのせいで高校についていけなくなり、バイトでも働くのが難しくなってしまう状態へ。しかし、主人公は押しを押すことをやめず、寧ろこれまでよりも身を削ることで魂(比喩)を捧げるようになります。続きはこちら→https://poti-espresso.hatenadiary.com/entry/2022/11/25/183000
読了日:11月20日 著者:宇佐見りん
恋愛中毒の感想
衝撃的展開すぎて最後のほう特に一気読みしてしまいました。主人公の水無月が年代もそうだけど私に似てるところがあって共感しかなかったです。さすがにそこまではしないけれど。。。ドロドロの愛人関係の末路という感じでしょうか。最後の鍵の件についてはまさかでした。え?二日経ってる??気になる方は是非読んでみてください。衝撃的な展開が待っています。続きはこちら→https://poti-espresso.hatenadiary.com/entry/2022/11/27/183000
読了日:11月23日 著者:山本 文緒
世界から猫が消えたならの感想
死ぬまでにしたい10のことの内容からずっと涙が止まりませんでした。大号泣で顔がぐちゃぐちゃになってしまいました。どうしてくれるんだ。この作品はすごく話題になっていましたが、やっと読むことができました。本の中身はさくっと読めるような構成になっているため、軽やかな文章で読みやすいです。読みやすいだけに油断してしまいました。中身は家族愛と哲学が詰まった濃いものとなっています。続きはこちら→https://poti-espresso.hatenadiary.com/entry/2022/11/29/183000
読了日:11月24日 著者:川村 元気
人を操る禁断の文章術の感想
ブログを運営しているという理由と、会社の報告書の内容を少しでもよくしようと思い購入しました。本書は普通の美文に関するものが書かれているわけではなく、どう書けば人を動かすことができるかという視点で書かれています。いくつか実践して見たいものがありましたが、特にブレインダンプは一番使えそうだなと思いました。続きはこちら→https://poti-espresso.hatenadiary.com/entry/2022/12/03/183000
読了日:11月27日 著者:メンタリストDaiGo
店長がバカすぎての感想
はじめての作家さんですが、タイトルに惹かれて購入しました。店長がバカすぎるのか賢すぎるのか、脳ある鷹は爪を隠しているのか、最後まで読み終わってもわからなかったです。最終的な店長のオチにも私はこれまでのことをおもい「まじか・・・」と絶句してしまいました。ユーモア溢れる文章とテンポのいい掛け合いが楽しい物語でした。続きはこちら→https://poti-espresso.hatenadiary.com/entry/2022/12/05/183000
読了日:11月29日 著者:早見和真
ひゃくはち (集英社文庫)の感想
この本を読んでない人は、野球の話でしょ?って思わないでほしいです。もっと繊細な本質を突いた作品です。こんなにも繊細な内容を野球で、しかも青春小説で触れられるとは思わなくて最後の50ページから一気読みしました。狭いコミュニティだからこそ起こった悲劇。お父さんの手紙の伏線がここにも生きるとは思いませんでした。狭いコミュニティであるために、唯一の大人として監督は他の対応を考えて欲しかった。https://poti-espresso.hatenadiary.com/entry/2022/12/11/183000
読了日:12月05日 著者:早見 和真
イノセント・デイズ (新潮文庫)の感想
なんとも言えない読了感と余韻。暗いっていう一言で終わらすにはあまりにも深すぎる作品。これは、1人の女性の物語。必要とされることでやっと生きることができていた女性が利用され、裏切られ、搾取されていく様が描かれています。そして、ストーカーの末放火まで行ったと言う彼女は何を思い、どんな気持ちで死刑宣告を受けたのか。彼女の本来の姿を見た彼らは彼女にどんな想いを抱くのか。https://poti-espresso.hatenadiary.com/entry/2022/12/15/183000
読了日:12月12日 著者:早見 和真
葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)の感想
この作品はやばい(笑)絶対に映像化できない作品です。ただ、小説だからこそ堪能できる作品でした。歌野晶午さんの作品は初めて読みましたが、衝撃的でした。読み進めるにつれて主人公の成瀬将虎の風貌や性格などの輪郭が見えてきて、どんどん引き込まれていきました。とりあえず、冒頭の一文は必ず読んでください。つかみは最高ですw https://poti-espresso.hatenadiary.com/entry/2022/12/20/183000
読了日:12月17日 著者:歌野 晶午
伝え方が9割の感想
まさに目から鱗でした!まさか心を震える言葉を作ることができるだなんて!!!っと、いうように、早速本書に書いてあるような強い言葉を使いたくなる本でした。できているかは定かではありませんが(笑)ブログの文章を書いている身としてはぜひに使っていきたい技術がてんこもりに詰められた本でした。https://poti-espresso.hatenadiary.com/entry/2022/12/29/183000
読了日:12月19日 著者:佐々木 圭一
本日は、お日柄もよく (徳間文庫)の感想
スピーチライターという職業があることを初めて知りました。会社でもスピーチをしなければいけない場面もあり、書かれていることは自分の身になることばかりでした。これはただの物語ではなく、スピーチの指南書と言っても過言ではないと思います。選挙についても知らないことが多いので、選挙について知りたい方にもおすすめです。その中で、スピーチがいかに重要であるかと言うことを学ぶことができます。https://poti-espresso.hatenadiary.com/entry/2022/12/31/183000
読了日:12月23日 著者:原田マハ
はじめての人のための3000円投資生活の感想
今年最後の本です。3000円投資生活、少し古い内容なので今とは少し違いますが、積立NISA以外の投資信託に少し興味を持っているので参考になりました。本書では、保険の話はもちろんのこと、不動産経営や学資保険についても触れています。学資保険についてなんて考えたことなかったので(子供はいませんが)参考になりました。最近ローンを組みませんか?っていう勧誘が増えてきたことに関しても納得です。
読了日:12月30日 著者:横山光昭
読書メーター