晴読雨読ときどき絵

[poti-espresso’s diary」本や絵や趣味の日記

夢をかなえるゾウ1

おはようございます。

 

お題「積読解消報告」

 

今回は水野敬也さんの作品「夢をかなえるゾウ」を読了しましたので、紹介したいと思います。

 

ビジネス書と自己啓発本をギュギュっと濃縮した小説

 

 

 

目次

 

あらすじ

ダメダメな僕のもとに突然現れたゾウの神様“ガネーシャ"。


なぜか関西弁で話し、甘いものが大好きな大食漢。

そのくせ、ニュートン孔子、ナポレオン、最近ではビル・ゲイツくん(、、)まで、歴史上の偉人は自分が育ててきたという……。


しかも、その教えは「靴をみがく」とか「募金する」とか地味なものばかり。
こんなので僕の夢は本当にかなうの!?


シリーズ400万部超えの第1弾、再単行本化!

 

Amazon説明より)

 

こんな人におすすめ

  • 今の人生を変えたい
  • ビジネス書が苦手

 

小説とビジネス書と自己啓発本が融合されたと言っても

過言ではない作品。

 

これは、どちらに分類されるのだろう?

中身はガネーシャというインドの神様が突然現れ、ある会社員にいくつもの課題を与えると言う内容。

 

ビジネス書が苦手な人や、学生はもちろんのこと、新社会人にぜひとも読んで欲しい作品です。

きっと、ガネーシャの課題をこなすことによって人生を大きく変えることができると思います。

 

読書初心者にもおすすめなくらい読みやすく、コミカルな表現がたくさん盛り込まれているため、少し分厚いですがサラリと読み終えることができます。継続は力なり。

 

心に響いた言葉

P102

「一日の最後はな、頑張れんかったことを思い出して自分を責めるんやなくて、自分をホメて終わるんやで。そうやってな、頑張ったり成長することが『楽しい』ことなんや、て自分に教えたるんや」
 
自分は割と仕事の後とか、一人で反省していたりネガティブなことを考えてしまう人間なのでこれは実践していきたいです。
最近私自身が気付いたのは、社会人になって褒めてくれるのは自分自身だけということ。
なので、人前にも関わらずやって成功したことに関しては「自分偉い!よくやった!!」って独り言をつぶやいたりしています。
 
ただ、仕事終わりに自分をホメたことはなく、もちろん、仕事以外の時に自分をホメたことがないので、自分をホメて何に対しても『楽しい』という感覚を身に着けたいと思いました。
 
 

P255

「今、自分は、何かを学んで、知識を吸収して、成長しとる思てるかもしらんけど、本当はな、成長した気になっとるだけなんや。ええか?知識を頭に入れるだけでは人間は絶対に変われへん。人間が変われるのは、『立って、何かをした時だけ』や」

 

これは、私に刺さる言葉・・・。

知識を吸収するのはすきだけれども、行動にうつすのが人よりも苦手な分、この言葉にはグサッときました。

人は行動をしないと買えられないというのは分かっているけど、仕事のあとはゴロゴロしながらYouTubeを見たりしてしまいます。

 

 

P303

「自分には才能がある、自分にしかできない仕事がある、そのことに関してはあきらめたらあかん。見つかるまでそれを探し続けなあかん。自分自身に対してはあきらめたらあかん」

 

この言葉の今の自分には身に染みます。

ハッキリ言って、創作に対しても仕事に対してもあきらめていたところがあります。

もう、私には無理だし友達は皆前に進んでいるのに私は停滞しているだけ。

たぶん私は創作も前に進むこともできないし、仕事でももっと仕事ができる人間に追い抜かれるだけ・・・と。

 

けど、それは違うということに気づかされました。

成長をあきらめるということが一番ダメで、自分のことをちゃんと信じてあげられるのも、答えられるのも自分だけということを覚えておきたいと思います。

 

あとがき

 

必ず、一生のバイブルになる本だと確信しました。

他にもたくさん書き足りない名言があり、その時その時で読み返すと絶対に違った感想になると思います。

 

「心に残った言葉」がありすぎて、書ききれなかったのが心残りです。

この本はシリーズ化しているため、今後も読んでいきます。

 

ってことで、今回は水野敬也さんの作品「夢をかなえるゾウ」でした。

いかがでしたでしょうか?

選書の参考になれたらうれしいです。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

それでは!

 

 

以下「夢をかなえるゾウ」のネタバレ(私のメモ)です。

気になった方は本作を読んでからぜひ読んでください。

 

ネタバレ
「靴を磨く」「コンビニでお釣りを募金する」「食事を腹八分におさえる」「人が欲しがっているものを先取りする」「会った人を笑わせる」「トイレ掃除をする」「まっすぐ帰宅する」「その日頑張れた自分をホメる」「一日何かをやめてみる」「決めたことを続けるための環境を作る」「毎朝、全身鏡を見て身なりを整える」「自分が一番得意なことを人に聞く」「自分の苦手なことを人に聞く」「夢を楽しく想像する」「運が良いと口に出して言う」「ただでもらう」「明日の準備をする」「身近にいる一番大事な人を喜ばせる」「誰か一人のいいところを見つけてホメる」「人の長所を盗む」「求人情報誌を見る」「お参りに行く」「人気店に入り、人気の理由を観察する」「プレゼントをして驚かせる」「最後の課題を必ず実行に移すこと」「やらずに後悔していることを今日から始める」「サービスとして夢を語る」「人の成功をサポートする」「応募する」「毎日、感謝する」以上がガネーシャの課題ですが、多いですね!?けど、これをこなしていくことによって間違いなく成功へのカギになるはず。自己啓発本ともビジネス本とも小説ともとれる、不思議な内容でした。